某有名大学の目の前にある居酒屋でホールを担当していました。
仕事内容
ホールと言っても料理を運ぶだけではありません。来店したお客の人数、性別、年齢層などを把握し、その人に適した席を瞬時に判断したり、食事中のお客が箸を落としたときはその音を聞き分け、自ら新しい箸を渡しに行かなければなりません。もちろん食べ終わった皿はすぐに下げ、少しでも広くテーブルを利用してもらうなどの配慮が必要です。
そしてお客が少ない時間はキッチンに入り、大量にたまった皿洗いや簡単なドリンク作りの補助にまわります。冬場はお湯を使うのでホールスタッフでも手が荒れるのでハンドクリームが必需品です。特に忙しい時期はグラスやジョッキがまわりません。飲み放題の宴会が重なると、使っていないだろうと思われるグラスはとにかく下げます。お湯割りグラスが一番少なくて困っていました。
居酒屋で働くメリット
接客が楽しい
お客が酔っぱらっているので接客が楽しいです。たまに面倒臭い絡みをしてくるお客もいますが、大学が近くにあったため比較的若年層で楽しかったです。連絡先を聞かれたり、紙ナプキンに電話番号を書いて渡されたりすることもありました。時には仕事が終わるのを出待ちしているお客もいて少し恐怖を感じた経験もあります。どうしても帰りが深夜になるので若い女性は特に気を付けてください。
学生が多い
スタッフは学生が多かったのでとても仲が良かったです。先輩後輩関係なくプライベートでも集まって遊んでいました。居酒屋で働くくらいなのでみんな明るくお酒好きな人が多いと思います。
身だしなみはゆるい
身だしなみについてはあまり厳しくありません。ピアスOK、茶髪OKでした。キッチンは金髪禁止でしたが、三角巾をしているためお客からは見えず先輩たちは染めている人が多かったです。
居酒屋で働くデメリット
昼夜逆転
昼夜が逆転することです。私は大学に通いながらアルバイトをしていましたが、一番大切なテストの前日に飛び込みで宴会が入り、深夜3時まで残業させられ翌日寝坊するという最悪な事態を味わったことがあります。
休みが取れない
他にも授業に遅れたり、宴会予約が複数入っているときは休みがとれないというデメリットがあります。
接客が好きな人はホール、料理が作りたくてお酒を学びたい人はキッチンがおすすめです。居酒屋はお客がテンションが高い分、こちらも合わせると喜ばれるので明るい性格の人が向いていると思います。面倒臭い絡みをされても顔に出さず、笑顔でふるまうことが大切です。