個別指導塾の講師をしていました。 そのときの良かった点など記していきたいと思います。 ちなみに個別指導塾エルヴェ学院でアルバイトをしていました。
エルヴェ学院の仕事内容
- 1コマ90分で授業
- 主に英語・国語・社会時には数学の授業を担当
- 毎月授業報告を保護者に提出
授業内容は講師1人に対し、生徒が2人が多く、問題を出す形がほとんどでした。 私は文系だったため、文系の教科だけをやりたかったのですが、数学は人気のある授業なためたびたびやらされました。
個別指導塾でバイトして良かった点
教員になりたい人には実践をしやすい
教員志望だったため、塾のバイトはかなり実践的で身につきました。自分ではこんなところでつまづかないだろうと思ってしまうところでもできない子がいてうまく教えられたときはほんとうにうれしくなります。
いろんな分野の人の話が聞ける
同じバイトの人は主に大学生が多かったのですが、文系だけではなく当然理系の人もいますし、細かく分ければ分野も違ってきます。特に理系の人の話は自分にはない考え方を持っていて楽しかったですね。
自分の得意、不得意がわかる
就職活動では筆記試験もあったので、自分に何がたりないのか、勉強のしなおしができるのですごく勉強になりました。
他の教科も勉強ができる
特に英語は英会話ではないけれども、単語や文法などはもう一度勉強ができるので、もってこいです。実は自分で勉強をするよりも、人に教えたほうが身につくことのほうが多いので、もう一度勉強をしなおすには最適ですね。
個別指導塾でバイトして悪かった点
意外とバイト料が安い
ブラックバイトの筆頭ではないかと思うのですが、やはりここも1コマいくらでお金をくれるので、実はそんなにお金がかせげるわけではなかったです。特に夏休みはコンスタントに入るわけではないので、ばらつきがありました。
思うように休めない
中学校などの休みに合わせるので、大学生だと特に休みが合わなかったりするので、思うように休めませんでした。特に旅行などは9月に入れられないのがつらかったですね。折角の夏休みなのに。
予習が欠かせない
やはりプロとして教えていかなければいけないので、予習は絶対なのですが、時給が出ないので、そこの時間はなんだかな、といったところでした。それでもギリギリに行くわけにはいかないので、予習をして授業にのぞんでいましたよ。
服装が厳しい
スーツもしくはスーツに準ずる服を着なければいけない なので、大学にも白シャツで行きました。なんだか恥ずかしかったけれど、仕方が無いかな、なんて思いながら行っていました。週3で働いていたので、あんまりおしゃれはできませんでした。靴もそれなりにきちんとしたものが要求されたので、初日から服でお金がかかりました。
個別指導塾でバイトするのはこんな人におすすめ
- とにかく子どものためになにかしてあげたい
- 将来教員志望
- 自分の時間がとれなくてもいい
塾業界は時給やコマ給が高いのでそれに惑わされがちですが、けっこうボランティア精神が試されることがあります。 そんなことがあってもかまわないという人は向いていると思います。 教員などは授業のほかに部活動でボランティアみたいなことをするので、いまからその精神を学んでおくこともいいことではないかと思います。
子どもと触れ合うのはたのしいので、それで苦にならないような人はほんとうに向いていると思います。 ただ、楽してできるかといえばそうではなく、実際、中学レベルの勉強は必ずできないといけないので、やはり大学生以上の学力が問われますし、学力試験があるところが多いので覚悟して採用面接は受ける必要があると思います。