けっこうやってみたい人もいるんじゃなでしょうか。
今回はTSUTAYAでのバイトレビューです。検討している人は参考にしてみてください。
TSUTAYAの仕事内容
店舗によってもやや異なりますが、全てのスタッフにとってレジ係がメインの仕事となります。また、映画と音楽に分かれて自分の担当エリアが決められます。
主に【レジ係・商品棚の整理整頓・返却されたレンタル品を棚に戻す】というのが一連の仕事になりますが、経験を積むにつれて新しいコーナーづくりを任されたり、店内ポスターの交換、新作商品の登録と棚出し、レンタル品の状態のチェックや見やすいレイアウトに変えるなどの業務を任されていました。
TSUTAYAでバイトして良かったこと
友達が増えた
学生が多く、同じ年代層のバイト仲間がたくさんいたので、みんなで遊びに行くなどして友達が増えました。スタッフの多くはお店の近所に住んでいる人たちなので、小学校時代の同級生に再会したりもしました。また、社員さんとも仲がよく、営業終了後に一緒にご飯に行ったりしていました。その当時のバイト仲間とは今でも連絡を取り合っています。
トレンドに詳しくなる
お店には毎月新作の映画、CDが大量に届きます。スタッフはそれらを頭に入れておくように言われるので、ごく自然に情報誌やテレビなどで流れる新作情報はチェックしていました。お店をやめた後も、雑談などで話の幅が広がり、TSUTAYAで働いていた時の知識を使っています。
スタッフ特典がある
店舗によって異なりますが、通常価格より遥かに安くレンタル品を借りられました。お客さん優先なので、新作を借りることはできませんでしたが、沢山の映画、CDを楽しむことができました。また、とてもマイナーないい映画を見つけたり、それまで手を出していなかったジャンルを見たり聴いたりすることができ、新しい発見がありました。
昇給の機会が多い
これも店舗ごとにルールがあります。私の店舗では毎月一回、社員さんとのミーティングがあり、その月のフィードバックをしてもらえました。このミーティングで、社員さんとのコミュニケーションが円滑になるだけでなく、昇給のチャンスでもあったので、仕事ができる人にとっては願ってもない職場でした。
TSUTAYAでバイトして悪かったこと
夜が遅い
夜のシフトだと営業終了が午前1時でその後片づけなどをするとお店を出るのは1時半近くになります。家に帰って寝る頃には3時近くなっていることも。若い間でないと、とても体力が持ちません。また公共交通機関がない時間帯なので、家が遠い場合は車や原付がないと通えませんでした。
時々、お客さんとのトラブルが発生する
私の店舗は大きな街道沿いにあり、特に夜の時間帯は色々な客層の人たちが来るため、ごくたまに理不尽な理由で絡まれたりすることがありました。こちらはお店のスタッフなので、怒りを表に出すこともできず、非常にストレスの溜まる時もありました。
とにかく、何でもこなさないといけない
一見、ビデオを並べて、レジ打ちしているだけに見えますが、中の業務は多岐にわたります。電話の応対をしたり、写真の現像を受け付けたり、レンタル品すべてにバーコードやシールを貼ったり、棚卸しをしたり、レンタル品の状態チェックからクレーム対応など、色々な能力が必要とされます。
また、忙しい時期はミスなくスピーディに仕事をこなさないといけません。各個人のレジでの対応スピードなどもPOSというレジシステムで分かってしまうので、時給を上げたければ真剣に仕事に向き合わないと一向に昇給しません。
TSUTAYAでバイトするのはこんな人におすすめ
- 映画か音楽に強い興味がある
- ものを覚えるのが苦にならない
- どんなに忙しくても明るく振舞える
店内の商品量が膨大なので、興味がないと場所を覚えたりするのはとても大変です。レンタル品にはスタッフ専用の暗号コードのようなものがあり、商品の場所がわかるようになっていますが、そのコードを覚えるのも大変です。
その上、毎月大量の新作が入ってくるので、映画にも音楽にも興味がない人にとっては覚えられる量ではありません。また、忙しい時は一度レジに立つと4時間近くそのままレジ打ちという時もありましたが、常に明るく振舞うことが必要になります。
挨拶の声が小さかったり、暗いイメージをまとっているスタッフは、お店の雰囲気を悪くするのでとても嫌われます。忙しいときにもそれなりに楽しめる人が向いていると言えます。