厚生労働省が4月1日から7月31日まで「アルバイトの労働条件を確かめよう!」キャンペーンを実施するようです。労働条件について知ってもらうことを目的としているようですね。この記事では、労働条件によりどんなトラブルがあるのかといったことを書いていきたいと思います。
アルバイトでのトラブル
このキャンペーンの背景として、以前行った調査で以下のようなトラブルが判明しているみたいです。
- 採用時に合意した以上のシフトを入れられた(14.8%)
- 一方的に急なシフト変更を命じられた(14.6%)
採用時と話が違うという話は聞いたりしますよね。話しても聞き入れてくれなかったりするときもあるので注意が必要です。
今日の昼に理由聞きに行った際、雇用契約書出されて更にびっくり❗
最初の時給と200円も違う❗
???でシフトの話をしたら、あなた覚える気がないなら他に仕事探したら?っていきなり言われた。
そして、辞めさせてくれない!
なんてこったいッ!!
一方的なシフト変更もきついです。事前に決まっているシフトであるから予定を組んでいたのに、バイトのシフトが変更されるだけで他の予定も変更しなくてはいけなくなってしまいます。アルバイトはどうしても弱い立場になってしまいがちですが、権利は権利として主張することが大事ですね。
バイトを辞めたいのになかなか辞めさせてもらえないといった問題があることもあります。
こんなときにどうするかですが、fromAのアンケート結果では以下のようになっています。
https://www.froma.com/contents/knowhow/low/12289/
「無断で欠勤を続ける」といったことをする人が多いようですね。でも、それはそうですよね。バイトを辞める権利はあるのに辞めさせてもらえないというのであれば、こういった行動を取ることにも頷けます。法律では2週間前に、辞める意思を伝えればOKです。
労働法に関するクイズ
本キャンペーンでは、アルバイトの問題を含んだリーフレットを全国の大学や短期大学に送付し、新入生への配布を依頼するようです。どんな問題があるかというと以下のようなものです。
アルバイト先には「遅刻をしたら罰金3,000円」というルールがあります。遅刻をした分のアルバイト代 が支払われないのは納得していますが、やっぱり遅刻した自分が悪いんで「罰金」も払わなければいけないんですよね。○か×か。
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11201250-Roudoukijunkyoku-Roudoujoukenseisakuka/000020
「アルバイトの人が足りないんだから、店が困らないように協力するのは当たり前だ。」とお店から言わ れました。その日はもともとシフトに入らないことになっている曜日なんですが、テストがあって絶対に 休めないのに無理矢理シフトを入れられて困っています。お店は大変だろうけど、私もテストを受けない と進級できなくなっちゃうかもしれないし、テストを休んでまでアルバイトに行くのはおかしいですよね。 ○か×か。
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11201250-Roudoukijunkyoku-Roudoujoukenseisakuka/000020
アルバイトしていく中でこのような状況に陥ってしまったら、困ってしまいますね。こんな労働環境のところに遭遇する確率がないとも限らないので、そのときに困らないようにどういった対処をすればいいのか知っておいたほうが良いのは間違い無いです。
まとめ
アルバイトをしてみたら、事前に聞いていた話と違った、なんてことが働いてみるとあるかもしれません。そんなときにどんな行動をするかは考えておいたほうが良いです想定していない状況では何も話せなくなってしまいます。
厚生労働省のこういったキャンペーンで配られるリーフレットなんてすぐにゴミ箱行きだと思います。ですが、そこで得たちょっとの知識が役に立つこともあります。理不尽な状況に置かれることもあるかもしれないといったことは知っておきましょう。