デパ地下のスペイン料理店でのバイトレビューです。
同じような仕事をしようとしている方、参考にしてみてください。
仕事内容
店内で調理もしていたのでキッチンと販売の2種類がありましたが、キッチンの人が販売をすることもありました。
わたしは販売だったので ・接客・販売 はもちろんのこと ・サラダ盛り付け ・仕込み ・皿洗い も行いました。
デパ地下スペイン料理屋で働いてよかった点
スペイン料理に親しみをもてる
パエリヤやトルティージャ(スペイン風オムレツ)をはじめ、ブイヤベース、白アスパラ、ガスパチョなど様々なスペイン料理にふれることができます。わたしは販売メインだったので調理することは少なかったですが、キッチン担当の人はレシピを覚えれば家で作れるようになります!
お金に強くなる
レジをすると嫌でもお金を数える機会が増えます。素早く正確にお金を数えられるようになります。
接客のマナーが身につく
デパ地下に来るお客さんは、庶民的なコンビニなどとは違い、生活に余裕のある人など少し客層が限られます。そのようなお客さんに失礼な態度をとらないよう、言葉遣いなどに気を付けるようになります。
また電話で予約を取ることもあるので、最初はわたしも電話が苦手でしたが、電話ならではの言い回しがスムーズに出てくるようになりました。
おいしいまかないが食べられる
キッチン担当の人は調理師の資格を持っている人が多いです。そんな人にまかないを作ってもらえるなんて、おいしくないわけがありません。お店に出す商品に使った肉や野菜の余りなど、ちょっと贅沢な素材を使うこともあって毎回楽しみです。
残り物がもらえる
もちろん閉店まで売り残しがないようしっかり販売するのが基本。ですがやはり日によっては売れ残ってしまう商品もあるので、そんな時は持ち帰っていました。
他店からおすそ分けがもらえる
閉店後、売れ残った商品を同じデパ地下内の近くのお店にあげたりもらったりしていました。たまに豪華なお弁当をもらうとテンションが上がります。本当はやってはいけないこと、、かも。
従業員割引がある
デパートで働いていると、デパート内ほとんどのお店で使える従業員割引という特典があります。バーゲンでなくても割引してもらえるのでうれしいです。
デパ地下スペイン料理屋で働いて悪かった点
ずっと立ち仕事が辛い
座っている暇がありませんしそもそも椅子がありません。ひどいときは12時間立ちっぱなしの時もあるので、帰る時には足がくたくたになります。
常にお客さんの目に触れる
販売の人は常にお客さんの目に入っているという意識なのでおちおち休むこともできません。いつも人の目にさらされているというのは中々疲れます。
休みがない
サービス業は世間が休みの時が稼ぎ時です。普通のサラリーマンのような土日休みという概念はそもそもないですし、デパートによっては年末年始も十分に休みをとらないところもあります。
おしゃれができない
飲食の従業員は基本的に制服を着なければいけません。わたしのところはまあかわいいほうでしたが、ほとんどのお店は色が地味でおしゃれとは程遠い制服です。またピアス・指輪・ネイルなどは清潔感をだすために基本NGです。そういうところは結構厳しいルールがありました。
デパ地下スペイン料理屋に向いている人
- 人と話すことが好きな人
- ルーティンワークが苦にならない人
接客はとにかく人と話しコミュニケーションをとってニーズをくみとる仕事です。話すことが好きな人なら楽しんで働けると思います。また、毎回の仕事の流れはだいたい同じです。それをストレスに感じず、黙々とこなせる人なら向いていると思います。