塾での講師のアルバイトです。科目ごとに講師がいて私は英語を担当していました。小さい塾で教室は1つでした。その地域の中学校で使っている教科書に沿って授業をしました。
塾でバイトして良かった点
時給がいい
時給はとてもよいです。ほかのアルバイトに比べると倍くらいです。
自分の勉強になる
私は大学で英語を専攻していたので英語を教えるという内容の仕事をすることで自分の英語の力を磨くことができました。
成果が表れやすい
生徒がわからなかったことをわかるようになったり、テストの点数があがったりするのがうれしいです。
拘束時間が短い
塾によっては授業以外のこともしなければならなかったり、教材研究に時間がかかるところもあるようですが、私の行っていた塾は授業の開始の少し前に行って授業が終わったらすぐに帰れました。教える内容は教科書に沿っていて、教科書を参考にして作られた問題集があったので、そのとおりに教えればよいので難しくはありませんでした。
塾でバイトして悪かった点
一週間に入れる時間数が少ない
担当していた科目が一科目だけでしたし、一日に1時間しかないので、時給はよいのですが一ヶ月にもらえる額の合計は少なく、ほかのアルバイトもしなければなりませんでした。しかし塾のアルバイトが入っている日はほかのアルバイトを入れるわけにはいかないので、それ以外の日で入れるアルバイトを探すのに苦労しました。
精神的負担が大きい
人に接する仕事なので、行動や言葉に気をつけなければいけませんでした。自分ではそんなつもりはなくても悪くとらえられることもあるので本当に慎重にしなければなりませんでした。
服装に気をつけなければいけない
必ずしもスーツというわけではありませんが、きちんとしていなければなりませんでした。髪を染めることも禁止です。
塾でバイトするのはこんな人におすすめ
将来教職につきたい人
将来教職につきたいと思っていてもイメージだけでは思い通りにいかないことがたくさんあることがわかります。チョークの使い方、教科書と生徒の顔を同時に見る、黒板を向いてしゃべると生徒に聞こえないので手は黒板、顔は生徒の方を向けること、どのくらいの声で教室のどのあたりまで届くかなど。個人指導の塾だとこのような体験があまりできないので集団指導の塾がいいと思います。
子供が好きな人
相性があわないと本当にうまくいかないので、子供が好きな人が向いていると思います。
得意科目がある人
特に数学と英語は採用が多いと思います。
字がきれいな人
どんなに知識があっても字が汚いとわかりづらい授業になってしまうので字がきれいな人がよいと思います。
少ない時間で稼ぎたい人
時給はいいのですが一日に何時間も授業があるわけではないので少ない時間だけ働きたいという人にはよいです。