接客のアルバイトは経験があったのですが、飲食店は初めてのチャレンジでした。楽しそう!でも大変そう!だけど賄いも出るし家からすぐ!やってみたいな、、。そんな単純なきっかけでスタートしました。
働いていた飲食店はオシャレな洋食レストランでした。
業務内容
主に3つ キッチン、ホール、準備と清掃 ここではキッチン担当、ホール担当と分かれておらず、アルバイト社員パートみんなどの業務もまんべんなくやっていました。
開店
開店20分前に来て清掃、飲み物の補充などを行います。
わたしは途中から予約管理も任されていたので40分前には出勤していました。 開店と同時に沢山のお客様が来店されます。
ホールの後はキッチン
モーニング、ランチ、ディナーと3回にわかれて時間を回していました。 ホール業務は案内、注文、配膳、レジ、片付けと一般のお店と変わりありません。
ホールを一通りこなしたあとはすぐにサラダを作ったりパスタを茹でたり野菜のカットなどキッチン業務に入ります。ある程度やったあとはまたホールに行き注文をとったりレジをしたり、、また今度はその合間にお皿を洗いにかけたり、デザートのフルーツをカットしたりと、とにかく忙しく動きまわっていました。
閉店前
閉店前は外の掃き掃除、中の清掃(ホールとキッチンの掃き掃除、窓ふき、ごみ捨て、椅子の掃除、トイレ掃除)を行い、ミーティングとシフト確認をしておわりです。
良かった点
案内能力が身につく
来店されるお客様に合わせたご案内が身に付きました。例えば小さなお子様連れの方には座敷席へ、カップルはキッチンや出入り口からあまり見えない席へ。
勉強になったのは足の悪いお客様が来店されたとき、杖をつかれていたのでゆっくり足をのばせてくつろげる座敷席へ案内したのですが、逆に足が疲れてしまうのと、立つときに杖に重心をかけてじゃないと立てないのでテーブル席にしてほしいと言われたことです。
指摘されたことですぐに席の変更ができたのですが、やはりここで働かなければそういったことは学べなかったと思います。
そしてとにかく朝から夜まで忙しいお店だったので臨機応変に動くことを学べました。業務が担当制ではなかったことも大きかったと思います。
料理技術も
それから、パスタを上手に茹でる方法やフルーツのちょっとしたオシャレな切り方なども学べたことで、主婦になった今でもいかすことが出来ています。 飲食店アルバイトは特に働いている仲間と仲良くなりやすいと思います。休日に出かけたり、勤務おわりに集まったりと、とても楽しかったです。
悪かった点
忙しいと焦る
忙しくてオーダーが詰まっていたりすると焦ります。集団の予約が入っている日なんかも、事前に入念にスタッフ同士で打ち合わせをしていても、打ち合わせ通りにはいかず慌ただしくなってしまうことがありました。
落ち着いて休憩できない
あまりに忙しいと時々オーダーミスなどもあり店長に叱られます。 常に忙しいのでゆっくり賄いを食べる暇もありません。実際は30分あから1時間の休憩があるのですがゆっくり落ちついては休憩できませんでした。(状況が気になってしまうので)
制服がすぐに汚れる
キッチンへ入ることも多いのですぐに制服が汚れます。1人2着の貸し出しがあったのですが毎日洗濯をしないと追いつかないような状況でした。
身だしなみが厳しい
店長が厳しい人だったのでつけまつげ、ヘアバンド、ネイル、ピアスは完全NGでした。髪の長い女性は毛髪が出てこないようひとつ結び、前髪も長すぎて不潔に見えるものはNG、男女共に洗髪も禁止だったのでオシャレをしたい年頃の子はなかなかハードだったかと思います。
時間外労働
個人的にはバイトリーダーとなりシフト管理をしなくてはならなかった事もあり、通常の業務以外にも家に帰ってからシフトを考えなければならない時間をとられてしまうので大変でした。
このアルバイトに向いている人
根性のある人!という書き方だとかなり体育会系を想像してしまいそうですが、実際大人しい子も働いていました。
でも飲食店はとにかく忙しいので途中で嫌にならずガッツのある子、真面目な子なら誰でもできると思います。 あとは笑顔を忘れないこと。 楽しいことが好きな人も向いていると思います。