学生のとき、とにかく時給が高いアルバイトを探しました。よくある地方雑誌の求人広告を見て、一番時給がよくて、駅前で通うのにもベストだったので、電話で面接の予約をとりました。
テレホンアポインターというだけで、当時それがどんな仕事なのかわからないままでしたが、教育関係という広告の文字を信じて面接に行きました。
オフィスビルでおしゃれだったので、どきどきがわくわくになったのを覚えています。 若いお姉さまが面接をしてくれて、家庭教師の紹介をしながら、テキストを売る会社だとわかりました。 その事務室には何人かの先輩アルバイトがいて、ヘッドセットでお客さまと通話していました。 後日採用の連絡をもらい、働きはじめに仕事のノウハウを教わりました。
テレアポバイトレビュー
仕事内容
- あいている席にすわり、ヘッドセットをつける
- 用意されている名簿用紙とペンを確認
- 上から順に電話をかけて、営業トーク
この時、会社名は言わず、自分の名字を伝え、家庭教師に興味がある人を探したら、詳細を説明にいくとか、資料だけ届けるなど、とにかく相手の自宅前に伺う日時を約束する。
このアポイントがとれると、時給とは別に一軒1000円がもらえました。 その後、こちらの営業マンが約束どおり相手に会って、テキストの契約をとれると、さらに1000円がもらえました。 ですが、そう簡単にはアポイントはとれません。
電話での仕事なので、ガチャンと切られることは珍しくないですし、忙しいと怒られる場合もありました。 けれど気にせず何件もかけ続け、三時間のアルバイトはあっという間でした。 室内で暑さ寒さ関係なく、キレイな事務室ですわってのお仕事。
1人集中のアルバイト
コーヒーは飲み放題だし、バイト仲間とも深く付き合う必要性がないので、1人集中してやるにはもってこいのアルバイトだと思います。 敬語は必須ですが、母親世代相手の会話なので、自然に話せるようになったと思います。
悪かった点はない
悪かった点がないのが正直なところです。 ノルマもなく、上司ががんばれと励ましてくれたので、やりがいを感じていました。
まとめ
私はたくさんアルバイトをしましたが、アポインターが就職前の2年間やり続けた、一番楽しく、一番給料がよかった仕事でした。 居心地がよすぎて、また実績をかわれ、そのまま社員にならないかともお誘いいただいたほど、私には適した仕事でした。
体を動かしたい人や、座りっぱなしが苦痛な人には向かないと思います。あと、相手の反応が様々なので、おしゃべりが苦手な人にも向かないと思います。