小学生、中学生、高校生の塾講師アルバイトはいったいどのようなものなのでしょうか。塾講師をやってみたい方は参考にしてみてみましょう。
塾講師の仕事内容
対象は小中高校生
- 小学校5年生
- 中学校1〜3年生
- 高校2年生
を対象に基礎学力定着、学校の定期テスト対策、受験対策のための指導を行いました。各々の指導教科は下記の通りです。
- 小学校5年生:算数
- 中学校1、2年生:社会と国語
- 中学校3年生:国語(高校受験対策)
- 高校2年生:小論文(大学受験対策)
仕事内容としては、これらの教科指導だけでなく、その予習、テストの採点や添削を行うと共に、生徒の様々な悩みについて相談相手にもなりました。
塾講師のアルバイトをして良かった点
私自身の受験勉強経験を活かすことができる
私は中学受験、高校受験、大学受験と受験経験が豊富であり、それらの受験経験を指導ノウハウとしてそのまま活かすことができたところが良かったです。
生徒の成績が上がるとその喜びを共有できる
私の指導を受けた生徒の学力、偏差値が上がり、「成績が上がったのは先生のおかげです。」と感謝されると非常に嬉しいしやりがいを感じます。生徒の偏差値をともに作り上げたという喜びを感じるのです。
複数の仕事を要領よくこなす能力が身に付く
限られた勤務時間の中で、複数の学年について、複数の教科を指導するには、要領よく迅速に仕事をこなさなければなりません。全てを丁寧にこなしていてはとても時間が足りず、講義が回らないのです。常にどうすれば早く仕事を片付けられるか、隙間の時間をどう利用するか、常に効率を意識しながら仕事をするようになります。社会人になってからも非常に役に立つ能力が身に付くわけです。
塾講師のアルバイトで悪かった点
常にプレッシャーとの闘い
上記の良かった点で記したことの裏返しですが、生徒の成績が下がった場合は、生徒や父兄からクレームがきます。本音としては「君の勉強が足りないのだ」と思うのですが、それは通用しないのです。そのため、生徒の学力や理解力を観察して、個々にきめ細かい指導も必要となります。また、定期テスト対策では、講義で予想問題をこなすことも要求されるのですが、予想問題が外れるとまたクレームに繋がります。予想が当たるかはどうしようもない部分もあるのですがプレッシャーとなります。
また、講義で生徒達に解りやすく説明するには、入念な予習が必要です。その予習を限られた時間内で行わなければならず、常に焦りとプレッシャーがつきまといます。予習が間に合わず、講義を失敗する夢を何度も見ました。
塾講師でアルバイトをするのはこんな人にオススメ
大前提として、ある程度の学歴があることが必要です。受験経験が豊富な人にオススメです。また、人に教えることが好きな人でないと務まりません。そして、何より子供と接することが好きな人にオススメです。