高校3年間の間、ホテルのレストランでウェイトレスをしていました。ホテルといっても、旅館みたいな雰囲気で隣には温泉施設もあり観光スポットにもなっているところでした。このホテルでバイトをしてきた経験が現在の社会人になった今でも生かされてると思います。
ホテルのレストランでウェイトレスの仕事内容
ホテルのレストランのウェイトレス。料理を出したり料理の説明をしたりする。
時に宴会場に出向いてお客様にお酒をついだり、お客様が食べ終わった後のお片づけ。そして次の宴会に向けてのテーブルセットなど。高校生なのでレジの対応はしておらず基本的には接客がメインの仕事でした。
ウェイトレスをして良かったと思ったこと
観光スポットになっているところなので、お客様は県外の方が多く一期一会の出会いを大切にしていきました。
どういう接客をすればお客様に喜んでもらえるかそういうのを考えながら仕事をするのが楽しかったです。
ホテルのレストランからは海が見え様々な景色を楽しむことができます。そこで観光案内をしてあげたり、お客様に話かけてあげたりするとお客様から大変喜ばれました。
なのでこの仕事は接客力が身に付くと思いました。どうすれば人が喜ぶか、こういうことを高校3年間の間考えながら働いてきました。
また、ホテルのレストランは人の入れ替わりが激しいため、新しい職員さんが入ったりやめたりするのが続いています。
その中でどんどん新しい人とコミニュケーションをとる。コミニュケーション能力や人見知りをしないことがこの仕事では身に付きました。
また、観光スポットなので地元のことを説明するにあたり、地元の歴史について勉強をしさらに自分の地元が好きになりました。これは胸を張って言えます。私は今観光地でガイドをやっているのですが、この経験がかなり役立っております。
制服について
ホテルのウエイトレスは制服が可愛いところが多いです。
季節によって制服がかわるのでその変化も楽しめて新鮮でした。
嫌だったこと
働いていたのは高校生の時だったので、髪を全部あげないといけないのが嫌でした。
やはり料理を運ぶ仕事なので、衛生面の問題から髪の毛は全部アップにしないといけませんでした。髪ゴムも目立たないもので地味なものでとお願いされました。
爪も短くしないといけないので、ネイルもできませんでした。あとは接客業なので、クレームを言われたりすることもあります。かなり理不尽なことを言われ、時に泣きそうになることもありました。メンタルが弱い人は向いていないと思います。
バイトを辞めたいと思ったこと
高校生でしたので暇な時にシフトを入れて働いて、遊ぶときは遊ぶ!といったようにしたかったのですが、やはり働いていくうちにどんどんシフトをいれられて中々休むことができなくなりました。
上司からも、この日は忙しいから是非入ってほしいと言われると断れず友達の誘いを断ることもしばしばありました。
一番嫌だったのは、テスト週間です。テスト週間は早く学校が終わるため、バイト先のホテルもシフトを入れていいのかと聞いてきました。もちろん学生の本業は勉強のため断わりましたが、嫌な顔をされ本当にやめようかと思いました。
人間関係
私が働いているところはみんな仲が良く、先輩方や社員さんも優しく教えてくれ仕事はしやすかったです。男女半々ぐらいなので和気あいあいとしていました。
ホテルのウェイトレスに向いている人
ホテルの仕事は忍耐と接客力が求められます。
毎日様々なお客様が来られます。多くは初めて来られる人が大半です。お客様の期待に応えられるよう笑顔で対応できる人が求められると思います。
接客業なのでクレームがつきものです。気難しいお客様もいますし、高校生だからと下に見てくるお客様もいらっしゃいます。そういう時にも冷静に、顔に出さず対応できるかがポイントです。
またその土地の知識が求められます。おすすめの店は?あそこの観光地にはどうやったら行ける?こんなことをお客様に良く聞かれます。
お客様も私たちはなんでもわかるだろうと思っています。お客様の期待に応えられるように、日々勉強が必要です。自分でお店に行ったり、いろいろな観光地に行って感じたことなど覚えておきます。
自分が体験したことはお客様にお伝えしやすいので、なるべく体験したほうがいいと思います。
バイトを決めるにあたって
私が経験してきたことを踏まえて学生の方はバイト選びを慎重にしてほしいです。まずは求人をしっかり読んで、シフトは融通がきくか、休みは思うようにとれるのか、学生だからテスト週間などはまとまった休みがほしいこと、そして残業が必ずないこと。
契約する前に必ず確認しておいた方があとから辛い思いをしないと思います。
楽しい高校生活を送るにはもちろんお金もいりますが、学生の本業は勉強だということをしっかり頭にいれて、無理をしない程度にシフトをいれましょう。
無理をすると体調をくずしてしまったり何もかも嫌になるので、なにごとを適度にが重要です。